2026年8月、家族3人でハワイに9日間行ってきました。総額は942,106円。そのうちハワイ島7泊分の宿泊料は0円です。ヒルトンのタイムシェアを使ったからです。
ただ、ここではっきり書いておきたいことがあります。「宿泊費0円」は「タダ」という意味ではありません。タイムシェアは買うときにまとまったお金がかかりますし、毎年の維持費も払い続けます。
この記事では、山下家がいつ・いくらで買って、毎年いくら払っているのかまで公開します。そのうえで、この旅で実際に何にいくらかかったのかを書きます。

タイムシェアって、そもそも何なの?
ひとことで言うと、リゾートの部屋を「1年のうちの1週間分」だけ買う仕組みです。1年を52週に分けて、そのうちの1口を持つ、というイメージです。
ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)の場合、買った権利はポイントに置きかえられます。そのポイントを使って、ハワイのほかの物件や、別の時期に泊まることもできます。「毎年かならず同じ部屋に同じ週に行く」ではないのが、使いやすいところです。
お金の面をまとめると、こうなります。
| いつ | かかるお金 |
|---|---|
| 買うとき(1回) | 購入費用 |
| 毎年 | 管理費(メンテナンスフィー)+クラブ年会費 |
| 泊まるとき | 宿泊料は0円。ただしリゾートフィー・航空券・食費・レンタカーなどはかかる |
つまり「毎年払っている維持費を、旅行のときに宿泊料という形で払わなくていい」という仕組みです。旅行に行かない年があると、維持費だけ払うことになります。ここが、合う人と合わない人が分かれるところだと思います。
山下家の場合:いくらで買って、毎年いくら払っているか
ここがいちばん知りたいところだと思うので、数字をそのまま出します。
| 購入した年 | 2019年 |
| 購入価格 | 250万円 |
| 毎年の管理費+クラブ年会費 | 2,125.20ドル(2025年の実績) |
| 今回使ったポイント | 7,200ポイント(ハワイ島7泊・2ベッドルーム) |
| 予約を取った時期 | 半年前 |
| 宿泊料 | 0円 |
| リゾートフィー | 7泊で約30,000円 |
予約は半年前に取りました。夏休みは人気の時期なので、思い立ってから取れるものではありません。ここは普通のホテルと同じで、早めに動く必要があります。
「宿泊費0円」を正直に計算してみる
毎年の維持費が2,125.20ドル。これを円にすると、1ドル150円で約319,000円、1ドル160円なら約340,000円です。
この1年分の維持費を、今回の7泊にまるごと当ててみると、1泊あたり約45,000〜49,000円という計算になります。ポイントが余れば別の旅行にも使えるので実際にはもう少し下がりますが、「0円」の裏にはこれくらいの数字があるということは、正直に書いておきたいところです。
さらに、リゾートフィーが7泊で約3万円。これは宿泊料とは別に、現地で必ず払います。
そしてもうひとつ。管理費はドル建てです。円安が進むと、日本から見た負担はそのぶん重くなります。2019年に買ったときと今では、同じ2,125ドルでも円での負担がかなり変わりました。
それで、買ってよかったのか
山下家の正直な結論はこうです。
円安はだいぶ想定外でした。ただ、ハワイに毎年行く家庭、コンドミニアムに泊まる家庭なら、購入は損ではないと思います。
条件つきの「おすすめ」です。「毎年行く」と「コンドミニアムに泊まる」の両方がそろって、はじめて元が取れる仕組みだと考えてください。どちらか欠けると、ただ維持費を払い続けることになります。
今回の旅でかかったお金(9日間・家族3人)
では、実際にいくら使ったのか。総額は942,106円でした。
| 項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 宿(ハワイ島7泊) | 0円 | タイムシェアを利用(リゾートフィーは別途約3万円) |
| 宿(ホノルル1泊ほか) | 75,535円 | 最終日のアラモアナホテルなど |
| 飛行機(燃油サーチャージ・税金) | 130,000円 | 成田⇄ホノルルはANAのマイルで発券 |
| 飛行機(島間) | 80,000円 | ハワイアン航空・3人分524ドル |
| レンタカー | 139,760円 | ジープ・8日間 |
| ゴルフ | 129,233円 | 2回分(2回目はハーフ) |
| 食事 | 250,453円 | スーパーの食材費を含む |
| おみやげ | 95,085円 | |
| 買い物 | 42,040円 | おみやげ以外の自分たちの買い物 |
| 合計 | 942,106円 | 大人2+小学生1/9日間 |
宿の欄を見てください。9日間の旅で、宿にかかったお金は75,535円だけです。これはホノルルの1泊分とその他の分で、ハワイ島の7泊は0円。ハワイで9日間すごしてこの金額は、かなり特殊だと思います。
本当に効いたのは、宿泊費より「食費」でした
これが、タイムシェアを使ってみていちばん伝えたいことです。
タイムシェアの部屋は、ほとんどがキッチン付きのコンドミニアムタイプです。つまり自炊ができます。9日間の食費の内訳を見てください。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 朝食 | 25,139円 |
| ランチ | 34,888円 |
| ディナー | 99,000円 |
| 食材(スーパーで買って部屋で調理) | 86,397円 |
| お菓子 | 5,029円 |
| 合計 | 250,453円 |
注目してほしいのは朝食が9日間で25,139円というところ。3人で9日間なので、ならすと1人1日あたり約930円です。なおこの金額は外で払った朝食代だけで、部屋で作った朝ごはんの材料費は下の「食材」の行に入っています。
ハワイのレストランで朝食をとると、1人3,000円くらいはすぐにいきます。家族3人なら1日で約9,000円。朝ごはんを部屋で済ませる日をつくるだけで、9日間では数万円単位で変わってきます。
買い出しはコストコとスーパーで
到着したその日に、まとめて買い出しに行きました。コストコは日本でおなじみですが、ハワイ島にもあります。

そのあとの買い足しは、宿から車で1〜2分のクイーンズ・マーケットプレイス内のアイランド・グルメ・マーケットが中心でした。総菜コーナーも強い味方です。味つけ済みの肉が普通に売っているので、買って帰って焼くだけで夕食になります。


ポキ(マグロの漬け丼のようなもの)もスーパーで買えます。ドライブの途中に車の中やビーチで食べる、というのを何度かやりました。

テイクアウトを部屋に持ち帰る日もありました。外で食べるより安く、子どもが眠くなっても困りません。

削るところを決めて、使うところは気持ちよく使う
食費の内訳をもう一度見ると、ディナーだけ99,000円と突出しています。これはわざとです。
じつはこの99,000円、ほぼ全額がメリマンズ2回分です。ハワイ島が49,531円、ホノルルが49,465円(どちらも3人・チップ込み)。つまりこの旅のディナー代は、山下家の定番レストラン2回でほぼ使い切っていることになります。
ほかの日の夜は、部屋で肉を焼いたり、ポキやテイクアウトを買って帰ったり。朝食とランチも部屋とスーパーで抑えています。削るところを先に決めておくと、行きたい店で値段を見ずに注文できます。

メリマンズの詳しい話はメリマンズに子連れで行くなら|ハワイ島とホノルル両方食べ比べに書きました。
タイムシェアが向いている家族・向いていない家族
向いていると思う家族
- 毎年ハワイに行く家族。山下家の結論も「毎年行くなら損はない」です
- コンドミニアムタイプに泊まりたい家族。キッチンを使わないと魅力が半分になります
- 滞在が長い家族。1回の旅が長いほど、宿泊料0円の効きが大きくなります
- 半年前から予定を決められる家族。人気の時期は早めの予約が必要です
向いていないと思う家族
- 毎年行けるかわからない家族。行かない年も維持費はかかります
- 毎回ちがう国に行きたい家族
- 毎食レストランで食べたい家族。いちばん大きい節約ポイントを使わないことになります
- 為替の影響を受けたくない家族。管理費はドル建てです
- まとまった初期費用を出すのがきつい家族
まとめ
- 2019年に250万円で購入。毎年の管理費+クラブ年会費は2,125.20ドル(2025年)
- 今回は7,200ポイントでハワイ島7泊。宿泊料は0円、ただしリゾートフィーが約3万円
- 維持費を今回の7泊に当てると、1泊あたり約45,000〜49,000円の計算。「タダ」ではありません
- 9日間の旅全体で、宿にかかったのは75,535円(ホノルル1泊ほか)
- 実は宿泊費よりも、キッチンで食費が下がったことのほうが効きました
- ディナー99,000円は、ほぼメリマンズ2回分。削るところを決めると、使いたいところで使えます
- 結論は「毎年ハワイに行って、コンドミニアムに泊まる家庭なら損はない」。ただし円安は想定外でした
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※費用は2026年8月の旅行時点の実績、管理費は2025年の実績です。円に換算した金額は為替レートによって変わります。タイムシェアの制度や料金も変わることがありますので、検討される場合は必ず公式の最新情報をご確認ください。