「マイルでハワイ」と聞くと、タダで飛行機に乗れるようなイメージがありませんか。山下家も2026年8月、ANAのマイルを使って家族3人でハワイに行ってきました。3人とも、マイルでの発券です。
結論から言うと、タダにはなりません。マイルで航空券そのものは取れますが、現金で払うものが残ります。この記事では、使ったマイル数と、実際にいくら払ったのかを全部公開します。

先に結論:16万マイル+現金21万円でした
| 区間 | 支払い方法 | かかったもの(3人分) |
|---|---|---|
| 成田⇄ホノルル(ANA) | マイルで発券 | 160,000マイル+現金130,000円 |
| ホノルル⇄コナ(島間) | 購入 | 524ドル(約80,000円) |
| 現金の合計 | 約210,000円 |
使ったマイルは3人で16万マイル。1人あたり約53,000マイルです。そのうえで、現金で約21万円。旅全体の総額が942,106円なので、飛行機だけで全体の2割以上を占めています。
とはいえ、もしマイルを使わずに3人分の航空券を現金で買っていたら、ここにさらに航空券代が乗ります。マイルの効果は「タダになること」ではなく、「航空券代という大きな固まりが消えること」だと考えるのが正確だと思います。
マイルで取っても、現金で13万円かかりました
特典航空券は「マイルだけで取れる」わけではありません。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)や、空港の税金・手数料は別に現金で払います。
山下家の場合、この燃油サーチャージと各種税金の合計が、3人で130,000円でした。1人あたり約43,000円です。マイルが貯まったから無料でハワイに行ける、と思っていると、ここでつまずきます。
燃油サーチャージは原油価格によって定期的に見直されるため、同じ路線でも時期によって金額が変わります。マイルを使う旅行こそ、この金額を先に調べておくのが大事です。

マイルはどうやって貯めた? マリオットのポイントから移行しました
16万マイルを、飛行機に乗って貯めたわけではありません。山下家はマリオット・ボンヴォイのポイントをANAマイルに移行して用意しました。
マリオット・ボンヴォイからANAマイルへの交換は、基本が3ポイント=1マイル。さらに60,000ポイントをまとめて移行するごとに5,000マイルのボーナスがつきます(2026年10月時点)。つまり、
- 60,000ポイント → 25,000マイル(20,000+ボーナス5,000)
- 単純計算で、16万マイルをそろえるには約39万ポイントが必要
ポイントは必ず60,000ポイント単位でまとめて移行するのがコツです。小分けにすると5,000マイルのボーナスがもらえず、同じポイント数でも貯まるマイルが減ります。
※交換レートや条件は変わることがあります。移行前にANA公式のマリオット・ボンヴォイ提携ページで最新をご確認ください。マイルの積算には2週間ほどかかるので、予約の直前に移行するのは危険です。

ハワイ往復に必要なANAのマイル数(2026年10月時点)
ANAの国際線特典航空券は、2025年6月24日から片道ごとに必要マイルが決まる方式になっています。日本⇄ハワイのエコノミークラスは、2026年10月時点で次のとおりです。
| シーズン | 片道(1人) | 往復(1人) | 往復(3人) |
|---|---|---|---|
| ローシーズン | 17,500マイル | 35,000マイル | 105,000マイル |
| レギュラーシーズン | 25,000マイル | 50,000マイル | 150,000マイル |
| ハイシーズン | 32,500マイル | 65,000マイル | 195,000マイル |
※2026年10月時点でANAが公開している必要マイル数です。必要マイル数やシーズンの区分は改定されることがあり、適用されるのは予約した時点の条件です。山下家が実際に使ったのは3人で16万マイルでした。最新の数字はANA公式のシーズン・必要マイルチャートでご確認ください。
ここで子連れ家族には重い事実があります。学校の夏休みはハイシーズンです。しかも子どもも大人と同じマイル数が必要なので、3人家族なら単純に3人分。まとまったマイルが要ります。

見落としがちな「島間フライト」が524ドル
今回いちばん想定外だったのが、ここです。
ハワイ島に行くには、ホノルルで乗り継いで島間フライトに乗ります。このホノルル⇄コナが、ハワイアン航空で3人分524ドル(約80,000円)でした。所要時間は50分ほどの短い便ですが、往復3人分となるとまとまった金額になります。ここはマイルではなく現金です。

機材は小さめのボーイング717。タラップから乗り込む便もあって、娘はこれが楽しかったようです。


オアフ島以外のハワイを考えている方は、この島間フライト代を最初から予算に入れておいてください。ここを忘れると、あとで8万円ずれます。
子連れでマイルを使うときに気をつけること
- 夏休み・年末年始はハイシーズン。必要マイルがいちばん高い時期に行くことになります
- 子どもも大人と同じマイル数が必要です。3人家族なら、単純に3人分です
- 特典航空券の席数には限りがあります。人気の時期は、予約開始と同時に押さえるつもりで
- 燃油サーチャージと税金は現金です。山下家は3人で13万円でした
- ポイント移行は時間がかかります。マリオットからANAへは2週間ほど。予約の直前では間に合いません
- 移行は60,000ポイント単位で。小分けにするとボーナス5,000マイルを取りこぼします
- 島間フライトは別料金。ハワイ島・マウイ島などへ行くなら必ず予算に入れてください
まとめ
- ANAのマイルで成田⇄ホノルルを3人分発券。使ったのは16万マイル(1人あたり約53,000マイル)
- マイルはマリオット・ボンヴォイのポイントから移行。60,000ポイント=25,000マイルが基本の考え方です
- それでも燃油サーチャージと税金で130,000円(3人分)
- ホノルル⇄コナの島間フライトが524ドル(約80,000円)。ここは完全に現金です
- 現金の合計は約210,000円。旅の総額942,106円の2割以上です
マイルは「無料の航空券」ではなく、「大きな出費をひとつ消すための道具」です。そのうえで、宿泊費も消せると旅はかなり軽くなります。山下家がどうやって宿泊費を0円にしたかは、ヒルトンのタイムシェアで家族ハワイ|宿泊費0円の仕組みと実際にかかった費用に書きました。
この旅のほかの記事
- 【総額94万円】小学生と行くハワイ島9日間|費用の内訳を全部公開します(この旅の全体の旅行記)
- コハラ・スイーツに子連れで泊まった感想|広さ・キッチン・プールを正直に
- ヒルトンのタイムシェアで家族ハワイ|宿泊費0円の仕組みと実際にかかった費用
- メリマンズに子連れで行くなら|ハワイ島とホノルル両方食べ比べ
※必要マイル数とポイント交換レートは2026年10月時点のものです。支払った金額は2026年8月の旅行時点の実績です。燃油サーチャージや運賃、交換条件は変動しますので、必ず最新の情報をご確認ください。